
製品・技術・サービスの概要
本製品は学校給食センター等の大量調理施設で使用され、食器を浸漬し汚れを落としやすくする浸漬部と洗浄部で構成される洗浄システムです。
浸漬部に「ファインバブル」、洗浄部には「二流体ノズル」を搭載することで、これまで課題としていた洗浄力の向上やランニングコストの削減を実現します。
製品の特長
特長① |
特長① ファインバブルを使った洗浄・ファインバブルとは? 直径0.1mmから0.001mm以下の超微細な気泡を指します。環境や人体に優しく汚れ落ちに高い効果を発揮するため、近年様々な分野でファインバブルを用いた技術が使用されています。 ・汚れ落ちのメカニズム ①ファインバブルが汚れに吸着、洗浄物から剥離させます。 ②細かい隙間にも入り込み、隅々まで汚れを除去します。 ③ファインバブルはゆっくり浮上し、汚れを水面まで運びます。 それらをオーバーフローさせることで洗浄水中の汚れを除去します。 |
---|---|
特長② |
特長② 二流体ノズルを使った洗浄・二流体ノズルとは? ①高圧と低圧ジェットの境界でせん断渦が発生 →高衝撃液滴ジェットへ変身(液滴化の促進) ②さらに高圧ジェットによって液滴ジェットが加速 →高速液滴ジェットにより洗浄能力が向上 |
特長③ |
特長③ ランニングコストの削減ファインバブルと二流体ノズルの効果により、洗浄力を維持したままタンクを1つ削減することに成功。これにより、従来機と比べ使用水量・蒸気消費量最大20%減を実現しました。 |
特長④ |
特長④ 清掃性の向上ファインバブルの汚れ再付着防止効果により、食器や浸漬槽側面・底面に汚れが付着しにくくなり、清掃の負荷が軽減されます。 |
特長⑤ |
特長⑤ 放熱量の削減改良NAWでは洗浄機部分の扉と天板を断熱仕様に変更しました。放熱量削減による作業環境の改善が見込めます。 従来より約26%の放熱量削減となります。 |